こんにちは、えりんこかあさん家です😄

キャンプをしようと思ったときにまず必要になるのが泊まる場所。
バンガローとかに泊まるのでなければ、テントですよね。

テントって買うとなると大きな出費だし、キャンプを始めたばかりだと踏み切りにくい・・・
そこでどうするのかいろいろ考えた記事は以下の通りです。

さて、ではそういうえりんこかあさん家はどうだったのか、というのが今回のお話です。
今回も長いので前編・後編に分けてお送りしたいと思います。
実際にいろいろやってみた初心者の実体験を知りたいという方、ご参考いただければ幸いです😀

また、いろいろ「こうするのがオススメ!」などとお話してきたけど、実はこんなにグダグダでした~というネタばらしでもあります(笑)
恥をしのんで書きますので、どうぞお楽しみください。

グランピング(?)でデビュー

デビューはむすこが3歳の夏。3泊の旅行のうちの1泊を、グランピング(?)にすることになりました。
このときまだ何も知らなかったえりんこかあさん家は、なんといきなりキャンプ場ではないところでグランピングするという企画を見つけ、申し込んだのです。
今ならいろいろ不安いっぱいの企画で、絶対行かないだろうなぁと思うのですが・・・詳しくはまた機会があれば書きたいと思います。

星がめちゃくちゃ綺麗に見えるという場所で、広~い原っぱ(ほんとは芝畑)に自分達のテントだけ。
そして日本海が見えるという素晴らしいロケーション(トップページの写真です)とおしゃれで立派なテント、これぞグランピングな内装に大喜びだったのですが・・・

一度は行ってみたかったグランピングそのもの♪

夜から土砂降りの雨になり、むすこが「おうちに帰りた~い」と言い出します(もちろん星は見えない)。
旅先なのですぐ帰れる場所でもなく、すごい雨音のするなか、なだめてなんとか寝かせました(ふかふかのエアベッド♪)。
えりんこかあさんも疲れていたので一緒に眠ったのですが・・・すぐに起こされました。
雨漏りです

なんと!ふかふかベッドのまわりが水たまり状態になり始め、寝具も濡れそうでした。
オロオロする私たち😱
広いテントだったので、水のたまらなそうな場所にベッドを引きずっていき、わからないながらに雨漏りしてそうなところに粘着テープをはって、びくびくしながら眠りました。
(その間、まったく起きないむすこ・・・)
後日とうさんの話では、グーグー寝てる二人の周りに水がたまりはじめて、恐怖しかなかったそうです。
(あと、「なんでこの状態で寝られるねん!」ていうつっこみ(笑))

この広々ふかふかベッドが恐ろしいことに・・・

学んだこともいくつかありました。

  • キャンプするならちゃんとしたキャンプ場で(当たり前ですね・・・😅)
  • 初めてのキャンプは、何かあったときに最悪帰れるくらいの距離で
  • 初めてでも、最低限、安全のために必要な知識はいれておく(子供もいるならなおさら)

そんな恐怖体験なキャンプデビュー(絶対に人に勧められない・・・)だったにもかかわらず、なぜか「今度はちゃんとしたキャンプがしたいね!」とリベンジ心がめらめら燃え、キャンプ道を歩むことになりました。

高規格なキャンプ場でバンガロー+テントレンタル

最初のキャンプで恐ろしい思いをしたえりんこかあさん家。
「次のキャンプは絶対に安全で楽しいものに!」という思いのもとに、計画を立てました。
これで楽しければキャンプを続けよう、の分かれ道です。

キャンプに行けそうな日程は、11月上旬。
寒くなってくる季節であり、一般的に初心者さんにオススメされる「GW明けから10月まで」のシーズンを若干外れます・・・でもこれを逃すと次の春まで待つことに・・・やっぱり行きたい!!そしてテントをはってみたい!!

ということで、やりたいことと安全の両方をとって、サイトが広めでテントもはれるバンガロー(エアコン付き)を借りて、キャンプ場のテントをレンタルすることにしました。
3人なのにバンガローとテント両方をレンタルって・・・
まったくスマートじゃありませんね~(笑)。
でもこれでテント設営にチャレンジできて、寒くてテントで寝るのがやばそうならバンガローで寝ることができるようになりました。

いざ当日。
バンガローなのでチェックインは遅めの15時。
ここからテントを設営するので実は結構時間がありません(すでに計画にほころびが・・・)。
しかも小雨が降ったりやんだり・・・
レンタルのテントはコールマンので、おそらくタフドームという代表的なファミリーテントだったので、テント設営が初めての二人でも1時間くらいでなんとか無事に張ることができました。

思ってた以上に困ったのは、幼稚園児(当時年少)のやんちゃ坊主をどうするか★
慣れれば一人でも簡単に設営ができるはずのテントなのですが、想像以上にパーツが大きい・・・
「どっちが前!?(幕が大きくて全貌が見えない)」
「え、このポール通すところどこ???(幕を必死にたぐって探す)」
みたいな感じなので、二人がかりになってしまい、子どもの相手をする余裕がなかったのです。
当然、初めての場所で見たことがないものにワクワクな息子はさわってほしくないもの(鉄製の長い棒とか)に限って遊びたがって、「ダメ!!」のオンパレード。
考えてみればかわいそうな話です★キャンプでは子どもにもいっぱい楽しんでほしいんだけどなぁ・・・

そんな感じでせっかく建てたテントなのですが、やはり夜はかなり寒くて、バンガローでエアコンをつけて寝ることにしました。
高規格のキャンプ場に感謝!!

すみません、テントの写真を撮る余裕がなかった様子・・・このバンガロー手前で設営しました。

ほかにも高規格でよかったなぁと思う点はいろいろありました。
まず、まだキャンプ道具もほとんど持ってなくて、例えばランタンは1個だったので、バンガローの電気がなければかなり暗かっただろうなぁ・・・とか。
あと椅子はあるけどテーブルは小さいのしかなかったので、デッキのテーブルがあって本当によかった、とかです。

無駄も多かったのですが、いろいろわかったこともあり、冬のキャンプオフシーズンの間に準備する課題が見えてきました。
また、一時ほったらかし状態だった息子も、意外とキャンプを気に入ってくれて「また行きたい」と言ってくれたので、ホッとしました。

よし!次もキャンプに行けそうだ~🎵

最初のキャンプ、キャンプ場でテントを借りてみて

●初めてのテント設営がメジャーで建てやすいテントだったので「設営ってこんな感じか~」というのがわかりやすかった。最初のテント設営はキャンプ場でレンタルがおすすめ。

●テントの広さを体感できたので、このサイズのテントならこんな広さという基準ができたし、 寝た感じ(試しにちょっとだけ)もわかってマットは絶対いるな~とかの参考になった。

●設営をどうやって進めていくか・・・テントは1人で建てるのか、2人がかりで建てるのか、子どもの相手はどうするのか、など課題になることがいろいろ見えてきた。

●テント設営とごはんの準備だけでてんやわんやだったので、最初からキャンプ道具を全部そろえて設営してたらえらいことになってたかも・・・最初はやはり高規格のキャンプ場が正解!

今後のキャンプ、テント計画を練る

グランピングでのキャンプデビュー、初のテント設営と経験してきて、いよいよ「よーし!どんどんキャンプしていくで~!!」モードになったえりんこかあさん家。


でも季節は冬・・・冬キャンプといえば冬用テント問題、暖房器具問題など、なにかとお金がいります・・・
まだまだ普通のキャンプ道具もそろっていない我が家なので、この冬は必要であることがわかってきた道具を手に入れることと、今後のキャンプ、テント購入計画を立てることにしました。

今後のキャンプのスケジュールを計画

まずキャンプについては、寒いときの装備がそろっていないし子連れなので、よくシーズンと言われるゴールデンウイーク明け以降から再開することにしました。

となると5月からなのですが、ここで「ん?待てよ?」と・・・
キャンプシーズン(普通の装備で行ける)は5月半ばから11月半ば・・・結構短いね!?
つまり、もし月イチで行けても年間7回!これはなんとかコンスタントに行きたい!

そしてキャンプ場ですが、高規格キャンプ場のありがたさが身に染みた初心者ファミリーの私たちは、高規格で評判のいいキャンプ場を探すことにしました。

キャンプ場をいろいろ調べるなかで気づいた注意点!
高規格で人気のキャンプ場(つまり有名)は、競争率が高い!!!

考えてみれば当たり前なのですが、キャンプブームは思っていた以上のようで、2か月とか3か月前から始まる予約開始直後にすぐ埋まってしまうキャンプ場も多いとか・・・
実際、夏休み期間に人気キャンプ場の人気サイトを予約しようとしたところ、予約開始の午前0時きっかりに予約してなんとか競り勝ったものの、20分後には回線混雑でつながらない状態でした・・・恐るべし!

安全安心の高規格キャンプ場をおさえたい初心者キャンパーさん(うち)は予約をがんばるべし!です。

というわけで、5月から夏の間のキャンプ場を押さえるために、まだ寒い頃から予約に奮闘したのでした。

テント購入に向けて計画

ここまで読まれてバレバレだと思いますが、キャンプを始めたばかりのえりんこかあさん家、もうズブズブとキャンプ沼に入りかけてます・・・。
となると、もちろんテントがほしい!
ここまで来たらもう買っても無駄にはなるまい!!
我が家にぴったりのテントを失敗なく買うにはどうすれば・・・

キャンプについて調べていると、かっこいいテントをいろいろ目にするのですが、えりんこかあさんが気になったのは以下のテントでした。

  1. 雨でも安心、おこもりも快適なツールームテント(でもあまり重くないもの)
  2. 品質は折り紙付きの国産山岳テント、モンベルのテント
  3. ワンポールテントの弱点を克服している?と思われるユニフレームのテント

・・・バラッバラですね!
唯一あったのは、コンパクトなうちの車にも積みやすいよう、収納サイズが小さめのもの、また軽めのもの。
まだまだ、何もしぼれていない・・・(笑)
でもキャンプスタイルも全くできあがっていない初心者に、どれが合うかなんてわからなくて当然(開き直り)!
というわけで、順番にレンタルして試すことにしました~

キャンプ場でレンタルしたこともあれば、レンタルサービスで借りたこともありました。
次から実際に借りてキャンプしたときのお話しです。

レンタルサービスでツールームテント(ホールアースのアースデュラダブルルーム)を借りてキャンプ

まず目をつけたテントがWHOLE EARTH(ホールアース)という日本メーカーのアースデュラダブルルームというファミリー向けツールームテントでした。

なんか、「これ1つあればオールオッケー!」な感じが心強いな~とか、単純にツールームかっこいい!っていう理由だったと思います。
特徴はこちら♪

  • 使用時330×645×高さ200cmというビッグサイズながら、約13kgと比較的軽い。
  • ポールと差込口など、パーツが3色に色分けされていて、設営時に迷いにくい。
  • 紫外線カット力UPF50+、耐水圧3000㎜など高機能。
  • スペックのわりに80000円ほどと、まぁまぁ高すぎない。

現在はアースデュラダブルルーム2.0とか アースデュラダブルルーム SCとか新しいバージョンが登場しているようです。

このテントを購入候補としたものの、それほどメジャーなメーカーではないので念のために試してから買いたくてレンタルを探しました。
そこで取り扱いがあったヒナタレンタルさんで借りることにしました。
キャンプ場に直接送ってくれて、返すときもキャンプ場に預けておけば配送業者さんが集荷してくれる便利なサービスで、車の小さい我が家は助かりました!

ヒナタレンタルさんのホームページを見る限り、提携先キャンプ場なら直送・直集荷(?)ができて特にキャンプ場への連絡も必要なさそうでした。
念のため、キャンプ場へ予約のメールを送った際に備考として「ヒナタレンタルさんでツールームテントを借りてそちらに直送いただく予定です~」と連絡しておいたところ「いつの何時頃ですか?」という返信がきました。
そのあたりまではレンタル会社からキャンプ場に連絡がいくわけではないようだったので、一報入れておいてよかったなぁと思いました。

🔻こちらがえりんこかあさん家が実際にテントを借りたhinataレンタルさんです


いざキャンプ当日!ちゃんと届いてるかな~と若干ドキドキしつつキャンプ場へ・・・
届いてました!!わ~い、楽ちん!
実物は・・・いや~~ツールームテントの中ではコンパクトにまとまるものにしたのですが・・・
収納されてるサイズですでに大きい!さすが(?)ツールーム!でかい!!
えりんこかあさん1人では持てなくて、とうさんにお任せしました。

さて建てるぞ~!!
ですが、とうさんが雨男な我が家はキャンプのときに限って雨が降りがち・・・今日もぱらつき始めました😂
レインウェア上下着用(むすこも)でしっかり雨対策しつつ、いざ設営。

雨の合間に傘を片手に散歩するむすこ。

予備知識ではメインのポールを通すところはポールと通すスリーブそれぞれが色分けされていてわかりやすいはず。
ふむふむ・・・
いやまず前後がわからん!!前回のコールマンより大きいぶん余計わからん!!(当たり前💧)
そして、大きくて天井も高い、ということはポールが長いということ。
測ってないけど、推定5mくらい!?な、長っ!!
スリーブに通すためにポールの端を手前に引くと、逆の端がえらいところまで行きます・・・
後ろにも注意しつつ、当然2人がかりでえっさえっさと通します。
広めのサイトで隣とも離れてたので本当に良かった!
お隣が近いサイトはとてもとても注意が必要です★
(こういう場合、動画なんかを見てるとスリーブに通しながら少しずつポールをつなげていくようですね😅)

ポールなどの色分けは本当に親切な仕様だと思うのですが、「おかげでわかりやすくて建てやすい」というより、初心者的には「これがなかったら一晩かけても建てられん・・・」という感じ・・・

とはいえ親切な色分けのおかげで手間取りつつも大きな間違いを犯すことなく、なんとか設営できました。
ほかのツールームは設営していないのでわからないのですが、 330×645×高さ200cmというサイズはなかなか大変でした。
その分、テント内の快適さ、安心感は圧倒的です。住めます。
後々、オープンタープでも雨を経験するのですが(雨家族~😢)、それはそれで趣があるものの「テントの中は絶対濡れなくて安心な我が家~」感はツールームならではかなと思います。

1m四方のテーブルと3人分のイス、道具類をちょこちょこ置いてもせまくありません。
天井も高~い!奥に見えてるのが寝室スペースです。こちらも余裕の広さ。

夜、本格的になった雨のなか、「いや~ツールーム快適やねぇ~」としっぽりしながらも、やっぱり大きいと建てるの大変やなぁ~と、ツールームテントを諦めることにしたえりんこかあさん家でした。

そして翌朝の雨撤収。
延々と長いポールをふきながら絶対ツールームはやめとこうと決意するのでした😂
まだ慣れない撤収なのに雨にも降られてげんなりだったのですが、ありがたいことにレンタル!
ある程度汚れを落として収納すれば、濡れていてもそのまま返却できるので、ほんとに助かりました。
これがマイテントだと、疲れて帰宅後にでっかい幕を乾燥させるという重労働が・・・
だから絶対ツールームは(以下略)。

ツールームはかっこいい!そしてめっちゃ快適!!✨
でも設営をあまりがんばれなくてしかも雨家族なえりんこかあさん家はツールームテント購入を断念しました。

レンタルサービスでツールームテントを借りてみて

●ツールームテントの快適さは圧倒的!どこでも我が家感がある。雨のときは濡れないエリアが広いというのはとても快適(そしてたぶん冬もめっちゃ快適)。

●設営の大変さは大きさに比例?慣れればそうでもないのかもしれないけど、単純に幕体の大きさ、ポールの長さに振り回される感がある。広めのサイトをおすすめ。

●雨で濡れたテントの後片付けを考えると絶望的・・・でも雨のときこそツールームは快適・・・あれ??ツールーム使いたい!設営はがんばれる!という方で雨の心配があるならレンタルをおすすめ★

●テントレンタルサービスは少しお高いけど、キャンプ場で借りられないようなテントも借りられて、後のお手入れもいらないのでありがたかった。車の積載的にも助かるキャンプ場直送できるサービスがおすすめ。

キャンプデビュー、テント設営デビューを果たし、ツールームテントをあきらめたえりんこかあさん家。
いよいよマイテントの決定は後編に続きます。