こんにちは(^ ^)

前編に続いて、キャンプ初心者のテント問題を考察していきたいと思います!
後編では、テントを借りる具体的な方法と、タイプ別おすすめパターンをシミュレーションしていきますね♪
前編はこちらをご覧くださいませ。

テントを借りる方法いろいろ

キャンプ場で借りる

キャンプ場でグランピングや手ぶらプランを利用

キャンプ場によっては手ぶらプランがあって、テントだけでなくテーブルやいす、タープ、BBQグリルなど、必要なものをまとめて貸してくれるところもあります。
グランピングも、テントをはじめとして何から何まで全部借りているといえますよね(しかもオシャレ♪)。
テントではないのですが、まずはコテージやバンガローから試すという方法もあります。
持っていくものが少ないので、キャンプ場の場所によっては公共交通機関で行くこともできます。

個人的には、一番最初にキャンプに行くときはこういうプランを利用するのがいいと思ってます。
なぜなら、設営までキャンプ場側がしてくれることが多いから。
テントなどを設営するのって初めはチンプンカンプンで、気が付けば2時間くらいたってたり・・・想像以上に疲れるし、キャンプを楽しむ余裕もなく、最初のキャンプはくたびれた記憶しかないなんていう話も聞きます。
「キャンプはしんどいだけ」という印象になってやめてしまうのって残念だなぁと思います。その先にこそ楽しさがあるのに(キラキラ)!


また、設営をしなくて済む分、キャンプでしたかったことや遊びに集中できます。
少し費用はかかりますが、最初は設営しなくて済むプランでキャンプの楽しさを感じて(この時点で外で寝ること自体が無理とか、キャンプそのものを好きになれない方もいると思いますが)、それから自分たちで設営するキャンプをしていってもいいのではないでしょうか。

また、それをおいても「準備をほとんどせずにお姫様(もしくは王様)気分でキャンプできるなんてサイコー!!」だと思います(笑)
自分たちのお気に入りのテントやギアを試行錯誤しながら設営してキャンプする楽しさもありますが、楽々キャンプの楽しさ、一度経験して損はありません(予算が許せば度々やりたい・・・)。

キャンプ場でテントを単体で借りる

キャンプ場でテントだけとかテントとタープとか、必要なものだけバラバラにレンタルする方法もあります。
(小物はレンタルしてるけどテントはレンタルしてないというキャンプ場もあるので、事前に行かれるキャンプ場の情報をお調べください)


こちらは基本的に自分たちで設営が必要ですが、手ぶらプランやグランピングに比べて費用が少なくて済む利点があります。
レンタル料はキャンプ場によりますが、初心者にも安心な高規格のキャンプ場でも2000円台から3000円台のところが多いように思います。
有名なメーカーのエントリーモデルなどメジャーなものが多く、比較的設営もしやすいテントのことが多いです。
「とりあえずテントに泊まってみたい」とか「メジャーなテントを試してみたい」「テントの設営にチャレンジしたい」という場合や、テントの種類にこだわりがないなら、お手軽でオススメです♪

キャンプ場で借りるメリットとして、手ぶらプランなどは設営済みのことが多いのでもちろん、テントだけ借りた場合でも、テントがサイト内に収まるという点です。
これ、我が家も最初は考えもしなかったのですが、「うわ~サイトの広さギリギリ・・・テントどうやって建てよう・・・」って途方に暮れること、林間サイトとか狭めのサイトだと結構あるんです。
張り綱とかで思ったよりスペースが必要なんですよね。
経験値が低いときのコレ、ダメージが大きいです★
なので、初めてテント設営するときは特にキャンプ場で借りるのがオススメです。

レンタルサービスで借りる

レンタルサービスでのテントレンタルは、キャンプ場で借りるのに比べて高いことがほとんどです。
それでもレンタルサービスで借りるメリットは「テントを選べる」ところではないでしょうか。

たとえば、ワンポールテントが好みという場合。
買う前に実際に設営してみたり、寝てみて広さを試したい、と思ってもワンポールテントをレンタルしているキャンプ場はあまりないと思います。
そういうときにレンタルサービスならいろんな種類のなかから選ぶことができるので、ワンポールテントとかツールームテントとか、ほしいタイプのテントを借りて使ってみることができます。
「このメーカーの○○っていうテント」までぴったり当てはまるものがあればさらにラッキーです。

また、初心者の場合というところから外れますが、「寒い時期のキャンプは年に1回くらいだからツールームテントは持ってないんだけど、ツールームでおこもりキャンプがしてみたいなぁ」なんてときにもよさそうですね。

気を付けたいのは、届け先にキャンプ場が指定できるところと、自宅しか指定できないところがある点です。
自宅しかダメな場合は車にテント積載用のスペースが必要なのと、出発日の前日には届けてもらう必要があることに注意です。

また、返却時もキャンプ場から発送できる場合と、コンビニなど宅配を取り扱っているところに持ち込まないといけない場合があります。
レンタル費用は借りる日数で変わってくるので、キャンプ場直送ができたほうがお得になることもあります。
(直送できないけど、基本のレンタル日数が長めのサービスもあります)

レンタルサービスを利用する場合は、キャンプ場の予約とテントの予約がそれぞれ必要です。
また、「キャンプ場と直送の提携をしています」というレンタルサービスの場合でも、念のためキャンプ場に「いつ届きます」という連絡を入れておいたほうがいいように感じました。
(キャンプ場の方がいまいち把握されてなくて、確認されたことがあります)
と、なかなか確認することや手間が多くてデメリットが多い感じがしますが、買いたいテントのお試しとして同じテント(もしくは近いタイプ)を借りておくことで、テント購入の失敗を減らせるという大きなメリットがあると思います。

実際、えりんこかあさん家はレンタルサービスでお目当ての大きめなテントを借りて、購入を思いとどまりました・・・。

えりんこかあさん家が利用したレンタルサービスは↓のhinataレンタルさんです。
キャンプ場まで直送が可能で、きれいなテントが届きました。



タイプ別・えりんこかあさん家のおすすめ

さて、いろんなパターンをご紹介しましたが、「結局うちはなにがいいの!?」ってなりますよね。
万人にこれがおすすめ、というのはないので、いくつかのタイプごとにおすすめの方法を考えてみました。
タイプ1からタイプ3までは、キャンプを始めてからステップアップしていく過程となっています。
ご自分に近いタイプを見てみてくださいね。

タイプ1:キャンプは全く初めて

ずばり、グランピングやキャンプ場で設営までしてくれるプランがおすすめです!
理由は 「キャンプ場でグランピングや手ぶらプランを利用」に書いた通り、まずは外でごはんを食べる、テントで寝る、自然をいっぱい感じる、というキャンプの醍醐味をいいとこどりできるから。

これで「キャンプっていいねぇ!」となって、もっと自分たちでやってみたくなったらいろいろチャレンジしてみましょう(^ ^)

タイプ2:キャンプはしたことがあるけど、テント設営は初めて

自分たちでテントをたててみたくなったら、まずはお値段も手配もお手軽なキャンプ場でのテントレンタルをおすすめします。
くわしくは 「キャンプ場でテントを単体で借りる」に書いた通りです。

まずは設営しやすいテントをたててみて、自分たちでテント設営するキャンプスタイルがいいなぁと思ってからテント探しを始めたほうが無駄がありません。
気になるキャンプ場がテントをレンタルしてるか、調べてみましょう♪

タイプ3:ほしいテントがあるんだけど、買う前に試したい


ほしいテントがキャンプ場でレンタルしてそうなメジャーなメーカーのドーム型テントなら、キャンプ場で借りるのが楽ちんです。
ワンポールテントや大型のツールームテント、メーカーにこだわりがある、という場合はレンタルサービスで探してみましょう。
同じものはなくても、大きさやタイプなどが近いものが見つかれば、試すことでイメージが湧きやすいと思います。

タイプ4:キャンプは好きだけど、設営はしんどいな~

めっちゃわかります!
キャンプが頻繁だと厳しいかもしれませんが、年に数回であるとか、設営の手間のためならお金も惜しくないぜ!という男前な方にはグランピングや手ぶらプラン、コテージ、バンガローなどがおすすめです。
費用はかかりますが、時間めいっぱい遊べるのもいいところですね。
高いと言っても旅行に行くよりは安いはず!(と言い聞かせる・・・)
くわしくは 「キャンプ場でグランピングや手ぶらプランを利用」 に書いています。

タイプ5:キャンプ道具の手入れがめんどうだなぁor置くスペースがないなぁ

これもめっちゃわかります!えりんこかあさん家は雨に降られることが多いので、後のお手入れが大変・・・(泣)

我が家は今はシーズン中は月に一度くらいキャンプに行ってるのでお財布の関係で厳しいのですが、予算が許すならお手入れせずに返却できちゃうレンタルがおすすめです。
ご予算とどんなテントがいいかで、どこでレンタルするかを決めましょう。

タイプ6:キャンプにはまった!設営もばっちり。しばらくは年に何回か行くよ~

おめでとうございます、もうすっかりキャンプの虜ですね(^ ^)

年に5,6回行くことが2,3年続きそうであれば、テントを購入するほうが安く済むと思います。
自分の気に入ったテントでキャンプできるのもうれしいですよね。

ただ、キャンプ道具沼にはまって「やっぱり冬はツールームがほしいよね~」とかテントの使い分けなど始めると、借りるほうが安くつくことになるかも・・・ご注意ください★
(我が家も瀬戸際に立っています・・・)

ご購入の前には、レンタルで試して候補を決めることをおすすめします。

まとめ

テントを借りるべきか、買うべきか、前編・後編にわたって長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
「テントは高いし後悔したくない!!」という我が家の視点で、まずはレンタルでお試ししてから買いましょうとオススメしました

同じく後悔しない納得のいくテント選びをしたいという方にお役立ていただければとても嬉しいです。


一方で、うっかり一目惚れで買ってしまったり、ちょっと失敗だったなぁと思っても、それはそれで楽しめてしまうのがキャンプかもなぁ、という思いもあります。
(長々書いてきた意味は・・・(笑))

大事なテント選び、失敗がないに越したことはありませんが、ぜひ楽しんで選んでみてください(^ ^)
そう、キャンプは圧倒的に楽しいんです!
思い思いにEnjoy CAMPしましょうね♪