えりんこかあさん家がキャンプデビュー、テント設営デビューを果たした前編に続きまして、いよいよマイテント購入に至る後編です。

えりんこかあさん家、テントを購入!

あれっ??
ほかにも試してみるテントがあるんじゃなかったっけ??

そうです、すみません!
えらそうに計画をたてておきながら、我慢できずに買ってしまいました(笑)!
ほんとひどい🤣

一応、理由はふたつあります。


ひとつは、ほしいと思っていたテントが実質しぼられたから。
えりんこかあさん家がほしかったテントは当初こんな感じでした。

  • ツールームテント(アースデュラダブルルーム)
  • モンベルのテント(ムーンライトテント4)
  • ワンポールテント(ユニフレームのrevoルーム4プラスⅡ)

そのうちのツールームテントは前編でお話したように使ってみてあきらめました。
モンベルのテントはこの時点でムーンライトテント4のベージュがいいなぁ💕とあこがれていたのですが、売り切れが続いていて買えるのがいつになるかわからなかったのです。
で、ならばワンポールテントだ!と・・・(ほかのドームテントは興味なかったみたいです・・・)
本当ならここでワンポールテントをレンタルしてみて、使い心地を検証する予定だったのですが・・・

ここでふたつめの理由。
ヒマラヤのセールが始まったから!!
えーと、テントって比較的手ごろな価格のものでも何万とかしますよね。
10%とかでも何千円とちがってくるわけです。
本当はテントをこれと決めてからセールを待ちたかったのですが、ヒマラヤの全品セールは年に1、2度・・・
買うしかない・・・!!!

キャンプ沼、これか・・・と実感した瞬間でした。
で、やってきたテントがユニフレームの「REVOルーム4プラスⅡ」です。

ユニフレームといえば皆さんご存じの焚き火台や金属系(アバウト・・・)の製品で有名なのですが、テントもあったんですねぇ・・・!
焚き火台はすでに使っていたので、あの質実剛健なものづくりをするメーカーさんならテントもしっかりしているにちがいない✨と思い興味を持ちました。

まず、見た目がかっこいいんですよね!
変わったテントで、基本的にタープと一緒に、タープのポールを利用して建てるつくりになっています。
(テント単体でもポールとガイロープを使って建てられる)
で、タープとテント、そしてシリーズのフラップを一緒に設営した姿は秘密基地のようというか、なんともそそるんです😍

また、機能面でもワンポールテントのデメリットといわれる点を解消しています。
デメリット1
:ポールが真ん中にくるのでテント内が使いにくい
→ポールがテントの外側を通るつくりになっていて室内にポールがない
今はワンポールテントのポールを二股にして真ん中を通らないようにするアイテムもでてきてますが、この頃はまだなかったように思います。
デメリット2:前室がないタイプが多い
→広めの前室があって靴や荷物を置ける
デメリット3:端のほうは低いので圧迫感がある
→室内空間を広げるためのフレームがあり、一般的なワンポールテントよりゆったり

そして条件のひとつであった軽さとコンパクトさも抜群!
こんなよくできたテントなのに、フロアシート(ふかふか)もついて5万円程度と安い!!

こんな素敵テントがやってきました🎵
設営が楽しみですが、次のキャンプはキャンプ場でテントレンタルなので出番待ちとなりました。

海のそばのキャンプ場でモンベルのムーンライトテントをレンタル

夏の間に一度は海に行くえりんこかあさん家。
一度だけということもあり、はりきって車で2~3時間かけて水質の綺麗な海水浴場まで行きます。
大変は大変なのですが、一度行くと、もう激混みで水の濁った海水浴場には戻れない・・・
子どもが生まれてからは日帰りだとキツイので一泊で行くようになりました。
というわけで、今回はキャンプ&海水浴だ~!!

とはいうものの、盛夏の海水浴ってそれだけでグッタリしますよね☆
設営なんてしてたら海に入る元気がない気がする!!
なので、テントを借りられる(設営しておいてくれる)海沿いのキャンプ場を予約しました。

林間のキャンプ場とかだとそこまでではないかと思いますが、日光をさえぎるもののない夏のキャンプ場はほんと、ヤバい💦💦
気合で設営する方もいらっしゃると思いますが、尊敬します!
我が家はそんなに気合で頑張れない(笑)のと、子どももいるのでこの暑さは危険・・・ということで、設営までしていただけて命拾い級に助かった!!

ごはんもこれでもかと楽をしたレトルトカレー!美味しかった~

こちら、憧れていたモンベルのムーンライトテント7(旧タイプ)を貸していただけるということで、どんなテントか試してみられるのも楽しみ♪
実際には炎天下のテントってご想像の通り蒸し風呂状態でして…ほとんど寝るまで入らなかったのですが(笑)
ムーンライトテントで心配していたのが、高さが比較的低めで、特に入るときにはかなりかがむ姿勢になること。
とーさんは178㎝あって腰痛持ちなので、一度試しておきたかったのです。

使ってみた感想としては、「たしかにいちいちかがんで入るのはしんどいけど、ほぼ寝るための場所なら全然OK」です。
よく考えると立ったまま楽に移動できるようなテントってツールームのリビングスペースとかではないかと。
そしてそのツールームも寝室スペースに入るときは結局かがむ姿勢になる造りの気がするので、そんなに変わらないかも!?
そして、一度入ってしまうとドーム型ってなんか包まれるような安心感がありますね。
う~ん、もうちょっとドーム型も検討したらよかったかも(笑)?
あ、グリーンの幕だったので中に入るとすべてが緑色に染まって見えます(笑)

借りたのが旧型のムーンライトテント7で、ほぼ同じサイズが新型のムーンライトテント4ということですが、やっぱり一度新型を見てみたいなぁと思いました。
建てやすく、軽く、コンパクトと三拍子そろっていて、軽いのに全然不安のないしっかりしたテントですから、魅力的ですよね💕

ものすごいへたくそ写真しかなかった・・・!飲みながら気分よく撮ったんでしょうね・・・

そうそう、珍しくずっとお天気が良くて、キャンプとしてはすごく充実してました!
夜は星空と緑のムーンライトテントをつまみに美味しくお酒をいただけましたよ😊

夏のキャンプ場でモンベルのムーンライトテントを借りてみて
  • 夏、影の少ないキャンプ場は危険なレベルの暑さ!子供がいる方やレジャーを思いっきり楽しみたい方は、テントを設営しておいてくれるプランとかバンガローとかがオススメ★
  • 夏場、テント内は蒸し風呂。外で過ごすのをメインに考えて準備が必要。
  • リビングスペースを別に用意するなら、シンプルでコンパクトなドームテントで充分快適かも。
  • ムーンライトテントは軽くてコンパクトでしっかりしていて、やっぱり名品!

山の絶景キャンプ場でマイテントを初設営♪

さて、満を持して!!!
マイテント、ユニフレームのrevoルーム4プラスⅡを建てるときが来ました!

しかも、予約が難しいと言われる「The 絶景キャンプ場」を運よく2泊押さえることができまして、初の2泊キャンプかつ初のマイテントキャンプです✨
もうテンションが上がるしかないシチュエーション🎵🎵🎵
ですが、結論から申し上げますと、
ひどい目に遭いました。

テントのせいではありません!
もう本当に、なんでって感じなんですが🤣
例によって天候に恵まれず、初キャンプでのプチトラウマ体験を超える悲劇でした…

奥の三角屋根が我らがrevoルームです♪

出発前の天気予報では、雨が降ったりやんだりの予報。
でもえりんこかあさん家にはよくあること!(開き直り)と、決行しました。
雨といっても降水量が多くなさそうだったのと、やむ時間帯がありそうということ、そして風も3~4mと、大惨事が想定される予報ではなかったのです★
受付時、スタッフの方が「今日は風が強めなので気をつけてくださいね~」と言われたのですが、そのときも(そうなんかな?)「は~い」という感じでした。

そして絶景サイトと言われる2泊する予定のサイトに行くと・・・
降りしきる雨のなか、風に抗い設営に苦心する方々の姿・・・😱
そのキャンプ場、冬はスキー場として営業しているところで、絶景というのは斜面から谷と周りの山々を見下ろす景色なんですね。
つまり、めっちゃ風の通り道やん!!!
このテント、初設営なんですけど!!!😭😭😭

とは言え、家からは2時間以上かかる場所だし、予約も難しいし、せっかく2泊ぶんの休みもとったし・・・
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、一生懸命設営されてる近所(?)の方々の姿に勇気づけられて設営を始めました。

初めて設営するテントでしたが、事前に結構動画などで予習していたこともあり、意外と大きくつまづくことなく完成させられました。
建てやすさでいうと、シンプルに真ん中にポールのあるタイプのほうが簡単だと思います。
でも、普通のワンポールテントがかわいいシルエットなのに対し、シャープでかっこいいシルエットはとても気に入りました。
で、テント購入のところでご説明の通り、タープとポールを共有して建てるテントでして、この日は雨が降っていることもあり、迷わずタープも設営したのですが、これがマズかった・・・

雨を避けてタープの下でお料理を始めたあたりから、急に風が強くなりました。
バーベキューをしていると、皿(紙皿ではない)や箸(ステンレス)が飛んでいきます。
(ヤバい・・・)と思いながら、空腹を満たすためにとにかく早く食べ終わろうと急ぎます。
突風も吹き始め、何度目かの突風で完成途中のパエリアの鍋がガーーンと見事にひっくり返り・・・
心が折れました😞

もうとにかく最低限でもいいからごはんを済ませて、早くテントに避難しようと風のなかもくもくと食事を急ぐ私たち・・・
で、むすこがトイレに行きたいというのでとうさんが連れて行ってかあさん1人になったとき・・・
ついに突風がタープをあおり、ポールを1本倒しました!!!😱😱😱
なにがやばいって、まだ完全に炭火が鎮火してない!💦💦💦
でも一人でタープの布が火に触れないように支えてたら、風の中タープのポールを立て直せない~😭
まさかの人間ポール状態です😂
ほんともう、た~すけて~~って感じ・・・
気が付いた隣のテントの方が駆けつけてくれて、タープを畳むのを手助けしてくださり、事なきを得ました。

ほんと、笑えない!!!

もう頭がクラクラする状況のなか、泣きそうになりながら飛んでいきそうなものを片付け、その夜はすっかり心が折れてこわくなったかあさんとむすこは車で寝ることにしました。
なんと、とうさんはそんな状況でも「テントは大丈夫やと思う」(初はりでなんでそんな自信!!)と言ってテントで寝ました🙀

突然の車中泊でもすぐ爆睡するむすこ。

夜が明けると、風もかなり治まり雨もあがり、昨夜の惨劇が嘘のようでした。
でも、怖さはしっかり残っていて、あちこちに飛び散ったシシトウ(BBQの具材)を拾いながらその日は泊まらずにチェックアウトすることを決めました。

惨劇後の朝ごはん。一瞬の晴れ間(?)です。

というわけで、反省しかないキャンプになってしまいました。
まず、遠くても、これは危なそうかもと思ったら帰る、もしくは別の宿泊方法に切り替えるなどBプランをとる!
撤退する勇気!!!これめっちゃ大事ですね。
不幸中の幸いで、怖い思いをしただけにとどまりましたが、一歩間違えればケガや事故につながってたかも・・・
キャンプ場に着くまで予想できなかったくらいなので、もしかしたら皆さんが同じような状況になることもあり得るかも・・・そのときはぜひこの悲惨な体験談を思い出してほしいです。

こんな状況でも少しはよかったことが・・・

  1. 案外むすこの肝がすわっていた
    強風のなかも「おなかがすいた」と訴え、パエリアが全滅したときも動じず「パエリア食べたい!!」と訴え、すっかり食欲をなくした親を尻目に焼き芋を2本くらい完食し、突然の車中泊にも動じず一瞬で眠りにつきました・・・
    「空気を読んでくれ!」と思う反面、たくましさを心強く思いました。
  2. 案外とうさんがアウトドア向きだった
    キャンプ場はトイレが綺麗じゃないと無理で、かあさん以上に虫に騒ぐとうさん。全然アウトドアに向いてないんじゃ・・・と内心思っていたのですが、この強風のなかテントで寝るという図太さを持ち合わせてました。気づいたら眠っていたらしい🤣
  3. ワンポールテントは風に強かった!
    そう、とうさんが寝られたということは、箸がふっとぶ強風でもテントは朝まで全然大丈夫だったのです。こんな形で実感したくはなかったのですが、ワンポールテントは風に対する強さは案外ドームテントに負けないのかな・・・?と思いました。
山の絶景キャンプ場でマイテントを初設営してみて
  • 何より強風は危険!潔く撤退しましょう😭予想外の状況になったときのためのBプランがあると◎
  • 地形によっては天気予報とは全然ちがう状況になることも。場所の特徴も考えて予測しましょう。あらかじめキャンプ場に確認できればベスト!
  • 雨×風×炭火や焚き火は危険!メニューも天気予報に合わせて考えるのがオススメ★
  • ワンポールテントは風に強い。とはいえ度を越えた風のときはやめておきましょう。
  • revoルーム4プラスⅡはワンポールテントとしてはちょっと設営がわかりにくい・・・けど予習しておけば大丈夫そう。完成したシルエットはほかにないカッコよさ✨

まとめ

計画を無視していきなりテントを購入したり、強風でキャンプして恐ろしい目に遭ったり、ほんと~~にグダグダな後半でした。
自分でもなんでこんな恥をさらしてるんだろう・・・と思うのですが、なんか今思えばどちらもキャンプ愛ゆえの愚行なんですよね(無理やり?)💕
キャンプは自然の中へ入っていく行為で、よくよく気をつけないと自然の恐ろしさを身をもって知ることになるわけですが、それでもやっぱりまた行きたいと思える。
だから、キャンプが大好きな方、キャンプをやってみたい方にこれを読んで「あほやな~(笑)」と思いながらも反面教師にしていただければ、恥のさらしがいがあるなと思っています。

デビューが散々だったマイテントですが、メジャーではないものを選んだだけあって今のところほかに見たことがなく、「うちのテント」感がめっちゃあって気に入っています。
子どもも間違えないですしね。
(同じテントがいっぱいでうちのがどれかわからん~は結構あるあるみたいですね)

さすがユニフレームというしっかりした造りとか、いろいろお伝えしたい良さはあるのですが、またじっくり設営&宿泊(なんせ、とうさんしか寝てない・・・)できたときに改めてお話できたらと思います。
恐怖の一夜に耐えた、たのもしい相棒と、これからも一緒にキャンプを重ねていきます♪

今回もお読みいただき、ありがとうございました😊

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