こんにちは。えりんこかあさん家です😊
少し前の話になりますが、8月の台風10号、とんでもなかったですね・・・
我が家のあたりは幸い大きな被害もなく済んだのですが、今回の台風はすごい勢力だということで準備をしていました。
2018年、同じ時期に来て近畿地方に大きな被害を出した台風(関西国際空港の連絡橋が一部壊れたやつです)を思い出しました。
あのとき、えりんこかあさん家は一日半ほど停電して、ほとんど備えもしてなかったために当時2歳の息子とろうそくの明かりで過ごした思い出が🥲
そんなわけで今回は意気込んで準備をしたのですが、前回とちがってキャンプ道具が揃っている我が家、思いのほか準備も簡単で充実の装備で迎えられました。
そこでキャンプ道具のなかでも、これは防災にも使えるからぜひオススメ!というものをご紹介したいと思います。
大きな災害だけでなく、一時的な停電のときにも役立つと思いますよ。前編、後編に分けてお届けします。
これを機に防災用品を用意したいな~という方、ご一読いただければ幸いです。
災害時・停電時、これはぜひ用意しておきたいキャンプギア
今回、台風で停電するかも・・・というときに確認をしたのが以下のキャンプ用品です。
- LEDランタン
- カセットコンロ
- ポータブル電源
- 充電式の家電
ランタンはキャンプをしなくても既にお持ちの方もいるかもしれませんね。
停電に備えて、これはぜひというのが上の二つ、ランタンとカセットコンロです。
ポータブル電源と充電式の家電についてはキャンプをされないお家では二の足を踏むかも・・・
ですが、あると安心感と快適度がかなりちがうのでは!と思って入れてみました。
一つずつご説明しますね😊
LEDランタン
まず 防災用品と言うと思い浮かぶのが これじゃないでしょうか。
2018年の台風の時には1台も ランタンがなく、 家中のろうそくを集めて過ごしました。ないよりはましですが、安全のことを考えると やはり 電気を使ったLEDランタンが安心です😅
懐中電灯だと狭い範囲 しか照らせませんし、ランタンはベッドサイドに置くなど普段の生活でも使っていただけるので、1台はあるといいかと思います。
今後キャンプでも使うかもという方は、まずはメインの照明になるような1000ルーメンくらいあるものを1つ用意するのがオススメです。
広い範囲を明るく照らしてくれますし、明るさをしぼっても使えるものがほとんどです。
ただメインになるようなランタンは大きかったり、お値段もそれなりにするものが多いので「うちはキャンプする予定はないし、災害時は多少暗くてもある程度照らせたらいいよ~」という方は、500ルーメンくらいまでのものでいいかと思います。
価格も安いものからありますし、デザインがかわいいものや、すごくコンパクトなものなど、色々ありますよ😊🎵
🔻我が家のメインランタンはこちら。1300ルーメンで白色と昼光色、暖色が切り替えられます。
何年も前に買ったものなので数が少なくなってるのか、ちょっと高くなってる・・・?
この大きさでは珍しく、単一乾電池4本で動きます。充電はできません。
デメリットは重いこと!吊るして使うならランタンハンガーはしっかりしたものじゃないと厳しいです。
でもあえてこれにしたのは、防災を兼ねるものを探していたから🔍
充電式だと、停電が長引いた場合に充電がなくなってしまうとおしまいですが、電池タイプだと買い置きできるし、電池はどこでも買い足せます。
あと、光量が大きいLEDランタンで昔ながらのランタン風のってあんまりなかったので✨
ちなみに、ふだんは充電式の電池を使ってます。だって単一電池って高い(笑)
🔻サブとしてはこちらを使ってます。最大で100ルーメン。もうちょっと明るいのでもいいかも。
こちらは3000~4000円台でお手頃でかわいくて、大好きです(笑)💕
新しい色が増えている~もう1個ほしい・・・!おうちでインテリアにも使えちゃいます。
単3電池2本と、USBケーブル接続の両方で使えます。充電式ではないので注意。
カセットコンロ
キャンプはしなくても、お鍋をするとき用などでお持ちの方も多いかもしれません。
停電だけなら、家庭のコンロがIHでない限り調理は可能ですが、地震などでガスも止まってしまった場合、加熱調理ができなくなります。
そんなときでもカセットコンロがひとつあれば、調理して温かいものを食べることができます。
(*地震のときは安全のため、余震が治まるまで1~2日待ってから使ってください*)
よく、大きな台風前になるとお店から食料品がなくなっていく、なんていう報道をみますよね。
思うんですが、おうちの冷蔵庫には2~3日食べられるくらいの食材があること、多くないですか?
なので、調理する手段さえあれば直前にバタバタとすぐ食べられるパンやインスタント食品を買いこまなくても、案外なんとかなるんじゃないでしょうか。
停電しても、冷蔵庫の食材をなるべく食べられれば無駄になりませんしね😊
えりんこかあさん家が使っているのはキャンプする方には有名なイワタニさんの「タフまる」です。
キャンプを始めた頃、無謀にも風防のない普通のカセットコンロを持っていったのですが、風が吹くたびに消えて大変でした🤣
🔺こちらがタフまる。買った頃はなかったと思うのですが、タコ焼きプレートとか、オプション充実してきてますね!
どうしよ、ほしい🤣
風防つきの「タフまる」にしたら風で消えることはほぼなくなって安心して調理できるようになりました。
あと、しっかりしたプラスチックケース入りなのも嬉しい。ほぼ毎回キャンプに同行しています。
キャンプはしないよって方は室内での使用になると思いますので、風防のないタイプでも大丈夫ですね。
あと、キャンプ用のガスコンロというと、ツーバーナーとかめちゃカッコイイのもたくさんあるんですが、家庭用・防災用と兼用するのならこのなじみのあるタイプが使いやすいのかな、と思います。
収納がコンパクトということもありますが、カセットガスがどこでも手に入るCB缶(よく見る円柱型のやつ)というのがメリットです。
ライフラインが途絶えたときの備えとするなら、少し多めにストックしておいたほうがいいので、
- どこでも手に入りやすい
- 価格が安い
というのは大切じゃないでしょうか。
ツーバーナータイプで使用するのはOD缶というタイプが多いのですが、このOD缶、アウトドア用品コーナーなどでないと見かけません。
また、お値段もちょっとお高め⭐
家庭用とキャンプ用をCB缶タイプで兼用すれば、どんどん使ってローリングストックしていくことも可能です。
少し話がそれますが、防災時の食料についてはこの本がオススメです✨
ふだんから家にある食材や、ストックしやすい乾物などをつかって災害時に作れるメニューや調理方法が載ってます。
あと、うまく冷蔵庫の食材を使っていくアイデアも。
非常食を用意しておくのも大切ですが、台風など1日2日でなんとかなりそうなときは、これで乗り切れるんじゃないかなって気が楽になります。
しかもストーリー仕立てで読みやすい😊
ポータブル電源
キャンプをしない方だと、ポータブル電源とは何ぞや、という方も多いかも・・・
こういうものです。
予め充電しておくことで、電化製品をつないで使うことができる・・・
スマホとかを充電するポータブルバッテリーの大きい版です(ざっくり)。
キャンプデビューでグランピング(もどき)したときにあったんですけど、「何これ???」で活かせなかったなぁ🤣
こちら、300Whくらいの小さくてかわいいもので定価が30000円くらいから・・・2000Whくらいのスゴイやつだと20万円くらいと、結構いいお値段なんです😣
なので、どちらかというとキャンプをされてて「ポータブル電源もあったらいいかも」という方に
かあさん
ちょっと高いけど・・・防災にも役立つよ!
キャンプの可能性が広がるうえに、おうちの安心度もアップだよ♪
という感じでオススメしたい・・・買う理由を後押ししたい(笑)という感じです。
※電気自動車をお持ちの方は、超々大容量バッテリーがあるということなので、この項目は読み飛ばしてください😊
ただ、キャンプをされない方でも長期停電したときにも
スマホの充電は絶対切らせられない!とか、
厳寒期、猛暑期、避難所ではなく自宅で待機したいけど少しでも快適にしたい!
という方にはご参考いただけるかもれません。
電力容量によって使える用途が変わってくるので難しいのですが、我が家の場合、こんな感じです。
EcoFlowさんはAmazonとかで定期的に大きな割引をされていて、40~50%くらいオフになるタイミングがあります。
我が家はそのタイミングで、50000円弱で購入しました。
それでもなかなかのお値段なので迷いましたが、今は買ってよかったかなと思います。
メリットと考えられるのは🔻の内容です。
キャンプをする人にとってのメリット
キャンプの幅が広がります。
まず、キャンプできる期間が延びます。
キャンプって、適した時期がありますよね。よく言われるのがゴールデンウィークから10月くらいまでかな?
でも、近頃は夏の暑さが半端ない!そして夏が長い!!
快適にキャンプできる時期が短くなってるんです😭でもいっぱいキャンプしたい!!
我が家は真夏に無理してキャンプするのを諦めて、前と後ろを少し伸ばそうと考えました。
4月、11月・・・どちらも昼間は工夫すれば外で過ごせる気候です。
寒くなる朝晩、特に寝ているときさえ温かくできればなんとかなるんではないかと!
実際、今年は3月の終わりに暖房器具は電気毛布だけでキャンプしてきました。
(関西地方なので暖地です)
720Whでは電気毛布2枚を一晩くらいしか使えないのですが、案外それだけでキャンプできる期間は延びます💕
あと、選べるサイトの幅が広がります。
先ほどのちょっと夜は寒い時期・・・キャンプしたい方は電源サイトを選びますよね。
ちょっと落ち着いたとはいえキャンプブーム・・・予約もなかなか大変です。
もっと消費電力の高いカーペットとか、消費電力小さめの電気ストーブを使うとなれば電源サイトになりますが、
そうでなければ電源なしサイトでOKなわけで、行けるキャンプ場が増えますよね。
あと、サイト料も少し節約できます😊
防災用に用意する場合のメリット
ひとつは、スマホなどの充電ができること。非常時、通信手段は確保しておきたい。
手回し充電付きラジオなどもありますが、なかなかしんどいと聞きます。
もうひとつが、暑い時期や寒い時期の停電対策。
正直、我が家のバッテリー容量ではできることが限られています😅
暖房器具としては電気毛布、冷房(?)器具としては扇風機くらいでしょうか。それも長時間は使えません。
ただ、寒いときに温める手段が何もないよりは、少しの時間でも体を温めることができるのは心強い。
また、暑い時期に扇風機は、頼りないとはいえありがたい!
今回の台風も8月の終わり・・・まだまだ暑いときでした😑
そして2018年の停電時もまだ暑いとき。耐えられなくて、まだ風の強いなか窓を開けていました。危な~~・・・
(暴風域は過ぎてたと思う・・・)
今後、こういった暑い時期の台風が増えるのであれば、用意しておくと少しは安心かな、と思います。
🔻我が家のポータブル電源はこちらです。古い型でした。
🔻こちらが似た容量の今(2024年)のモデル。トップが平らになってて、上に物が置けたり使いやすそう。
充電式の家電
キャンプ用品って充電して使うものが多いですよね。
電気がなくても使える仕様=停電時も使える!
我が家、台風前には準備として扇風機やランタンや充電できるものを満充電にしておきます。
うちの小さなポータブル扇風機、丸一日使うと切れそうですが、そのくらいあれば台風による一時的な停電は復旧することが多そう。
真夏の海にて。
影をつくったところで全然暑い!!この小さい扇風機があるだけで大違いです。
🔻うちのとは違うのですが、似た感じ。ほんとはこれがほしかった!(人気で売り切れてて買えなかった)
新しいカラーかな?さらにカッコよくなってますね😍
ちなみに、我が家では外に持ち出すとき以外はキッチンで活躍してくれてます。
エアコンが効きにくく火を使う・・・真夏のキッチンの救世主です💕
それと、防災は関係ないかなぁ・・・
我が家は掃除機も充電式のものなのですが、コードを差すタイプは停電したら即使えないけど、充電式だと電池が残ってる間は使えますよね。
ちょっとした停電のときとか、いろんな家電で蓄電機能あるものが開発されると、しばらくしのげて便利だな~と思っちゃいました。
冷蔵庫とか!非常時は特に食べ物大事!!!
すっかり長くなってしまいました。
後編では、避難所や車で過ごす際のアイテムについて、紹介していきたいと思います。
よろしければお付き合いください😊
🔻今回の記事でご紹介したアイテム達🔻